看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。
昨今の大学入試は「情報戦」と言われます。 確かに情報量が多ければ判断する材料となり、色々と有利になりますね。 では、量だけあれば本当に有利なのでしょうか。 少し考えてみましょう。
2019年末あたりから「新型コロナウィルス」が日本や世界中で流行り始めました。 そんな中起こったのが「デマ」の拡散です。 トイレットペーパーが店先からなくなったりしてしまったこともありました。 結果は誤情報だったのですが、多くの方が「不安」を感じこの情報によって惑わされてしまいましたね。
大学入試についても様々な情報をネットやSNS、その他媒体を通じて得ることができる時代になりました。
偏差値や志願者数、受験人数、募集定員に倍率の数値。さらには過去問や過去の面接質問例などですね。
これらの情報、知っているだけで受験は有利になるのでしょうか??
出願間際になるとこんな受験生が毎年出てきます。
「偏差値と倍率ってどっちが大事なんだろう…」
「あれ、同じ学校なんだけどこの模試とこの模試で判定違うのなんで??」
受験生はどのように情報について考えれば良いのでしょうか。
これから受験を迎える高校2年生に知って欲しいことは、 ・「情報量は多い方が有利」 だけでなく、 ・「情報は正確であること」 ・「情報を正しく活用すること」 の二つも必要ということです。
「情報」を知っているだけでは、前述したトイレットペーパーの件のように誤った判断を下す可能性があります。受験でも正しい情報を判断することが大切です。さらに知っているだけでなく、上手く活用すること(=対策や準備をすること)で受験で有利になるでしょう。 コロナ禍と皆さんの受験では比較として不適切と思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、程度は違えどどちらも人によっては「不安」を感じるというのは同じかと思います。
私も指導する際、その受験生に必要な情報を適切な時期に提供し、正しい数値の活用方法をお伝えしています。その受験生が余計な情報に惑わされず入試を迎えられるような出願提案や指導をおこなっていました。 本校では一般入試前に併願校を考えるための、数値の見方や選定方法をガイダンスでお伝えし、一人一人の受験コンセプトに合わせた併願校戦略を提案いたします。
「情報」について参考になればと思います。
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