看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。
国公立大学の一般選抜対策、2記事目です。
今回は配点について。
国公立大学と言っても各大学ごとに配点と受験科目が違います。
配点が変われば重要な科目が変わります。
実際に見ていきましょう。
(どの大学も看護学科の前期入試を例にします。)
※参考:Benesse マナビジョン HP
まずは東京都立大。
この大学は、共テの配点を見ると比較的バランス型。
若干、英語の配点が高めですがどの科目にもまんべんなく配点されています。
ある程度まんべんなく得点する必要がありそうですね。
共テの配点と2次試験の配点を見ると、共テの配点が大きいです。
しかも2次は面接(英語も配点されていますが、英語検定または共テ英語の点数から配点されます)。
面接や小論文は得点化しにくい試験ですので、他受験生と差をつけにくい部分でもあります。
共テで失敗すると挽回は難しいといえるでしょう。
共テでしっかり得点できることが、この大学合格のポイントですね。
お次は横浜市立大学の前期A方式。
東京都立大と同様、共テの配点が大きいです。
2次も小論文と面接。共テの挽回はしにくいといえるでしょう。
ここで見て欲しいのは教科の配点。
英語リーディングの配点が大きいです。
英語が得意の受験生のほうが有利といえるでしょう。
一方、理科基礎2科目の配点は1科目あたり50点。そこまで配点が大きくないので、多少点数を落としても大きなロスにはなりません。
逆に英語を落とすと大きな差になります。
合格には英語対策がポイントですね。
もう一つ。
試される大地から、国立大の北海道大学を持ってきました。
こちらは前述の2大学と異なり、2次試験の配点が大きな大学です。
2次試験の配点が大きいため、多少共テでロスしても逆転が可能そうです。
しかし、このレベルになると2次試験の問題が難しいので、受験生間で大きく差をつけるのは難しいです。
配点が少ないとはいえ、共テの失点がそのまま合否の差になることもあるので、こういう大学ほど共テでの失点はさけたいところです。
さらに教科配点を見ると、英語・数学・理科の配点が大きいです。
共テ・2次の全部を合わせると全体の86%になります。
英語・数学・理科でどれだけ学力を伸ばせるか、が重要ですね。
歴公は課されますが、ここの出来で合否はなかなか決まらないといっても良いでしょう。
2025年度入試から導入される「情報」ですが、受験は必要ですが、この大学は参考資料。
他科目の点数が同得点の場合、情報の点数が参考とされます。
情報の得点の前に他科目の点数が重要となる大学ですね。
調べたら他にもこのような大学がありました。
一言で国公立大学といっても配点は様々。
配点によって、どの教科が重要になるのかも変わります。
自分の第一志望の配点、まずは調べてみましょう。
配点の次は、目安となる得点率の話です。
次回、お楽しみに。
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