看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。
前回、看護関係統計資料集の数値を参考に、「看護 専門学校・大学 入学者推移」を作ってみました。
今回は「受験者数推移」を作ってみます。
期間は前回同様に2010~2023の推移、大学と専門学校(3年課程)の比較です。
(前回の入学者数推移:https://www.well-study.com/post/202406211)
こちらも一緒に確認いただくと良いと思います。
こちらの受験者数は「のべ数」。
1人の受験生が5校受験した場合は5名換算です。
入学者数は大学と専門学校が逆転、というグラフでした。
一方こちらは傾向が少し違いますね。
2012年、専門学校の受験者数は108,268人と最大でしたが、2023年には44,345人と半数以下になっています。
進路先の選択先が専門学校よりも大学を選ぶ人が多くなっている、といえるでしょう。
一方で、目指す人数が減っている、わけではなさそうです。
先日の専門学校・大学入学者数を合計したグラフを見てみましょう。
近年は微減傾向にあります。
しかし、専門学校の受験者数の減少のように極端に減っていません。
看護を目指す生徒は微減なものの、大きくは減っていないといえるでしょう。
おそらく、
・大学志望者数の増加。
・そもそもの1人あたりの受験生の受験校数が減っている。
・年内入試増によって、一般入試まで挑戦する受験生が減少。その結果、受験校数が減少。
あたりが減少の理由かと思います。
学校側の視点から考えると受験生減少=収入減少なので厳しい競争になりそうですね。
~参考資料~
看護関係統計資料集 日本看護協会出版
令和5年、令和3年、平成31年/令和元年
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