看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。
添削の真っ最中。
今日は添削が多かった1日でした。
小論文はもちろん、出願前なので志望理由書の添削も行っています。
志望理由書の添削のポイントについて、例を使って説明したいと思います。
まず、仮に志望理由をさくっと作りまして…
以下を例に見ていきましょう。
(さくっと例に使うので、実際に出願する志望理由としてはちと情報薄めかもです。)
私は将来、総合病院で多職種連携を行い活躍する看護師を目指しています。
私が看護師を目指したきっかけは、幼少期の入院経験からです。幼少期入院経験から将来は看護師になろうと考えていました。現在、総合病院で活躍している看護師は他の医療従事者と連携して活躍する多職種連携を行っています。そのため、私も多職種連携を行い、活躍できる看護師を目指そうと思いました。
私が貴学を志望した理由は、様々な実習先で多様な経験ができること、実習室をはじめとした施設が整っていることです。病院をはじめ、訪問看護ステーションや診療所で実習できることは今後に役立つと考えました。また実習室をはじめとした整った施設で学ぶことで看護の学びを深める事に役立つと考えました。
以上から、私は貴学を志望します。(332字)
さくっと志望理由を作ってみました(仮なので実在する大学を想定して作っていません)。
なかなかいい感じに見える方ももしかしたらいるかもしれませんね。
さて、この志望理由。
添削ポイントはどこだと思いますか??
添削は人によって指摘する部分が違うと思いますが、私の添削するポイントの一つは「一貫性」です。
1段落目:私は将来、総合病院で多職種連携を行い活躍する看護師を目指しています。
と述べていますね。
しかし、
3段落目:私が貴学を志望した理由は、様々な実習先で多様な経験ができること、実習室をはじめとした施設が整っていることです。
と述べています。
あれ、この人は将来は総合病院で働く想定で多職種連携ができるようになろうとしているのではなかったでしたけ??
そうです。将来のビジョンとこの大学を選んだ理由が一貫していないのです。
多職種連携と将来のビジョンに記述しているならそれに関する学びを記述する。または、様々な実習先で多様な経験を積むことが多職種連携にどう役立つのかを説明して欲しいところです。
私ならまずは上記部分の矛盾を指摘、添削します。
他にも文章構成や誤字脱字はもちろん、学校の教育目標等も添削で見るところです。
いい感じに見えても、理由・根拠がなかったり、一貫していなかったりすることもあります。
「論理性」は医療従事者として働く際、必要な能力の1つです。
論理的に一貫している文章を作って、自身の論理性を志望校にアピールし、医療従事者としてふさわしいことを伝えましょう。
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