看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。
先日のイベント、準備をしているうちに国公立の資料も作っていました。
一部をブログに載せていきますね。
※私の私見が混ざります。ご了承ください。
作成資料は、
・文部科学省 国公立大学入学者選抜 志願状況(R5年度~H31年資料)
・厚生労働省 令和2年版厚生労働白書 出生数、合計特殊出生率の推移 バックデータ
を使用しています。
元資料の学部の分け方が「薬・看護」なので、資料に準じています。
また、医学部は別のくくりだったので医学部看護学科は含んでいません。
資料的には大学ごとのも載っていたので作れそう。次回はそっちで作ってみるか。
まずは国公立大学全体から。
国公立大学全体の募集人員、年度別確定志願者数、出生数対合計確定志願者数です。
確定志願者数は年々減少傾向。相関係数を見ると、出生数と確定志願者数は正の相関関係にあり、出生数減少と共に志願者数も減っている傾向にあります。
次は国公立大学の【薬・看護】学部の傾向です。
国公立大学全体と違うのは、出生数が減少していても、志願者数への影響が少ないことです。
募集人員が右肩上がりの傾向もあり、志願者数は近年微増傾向にあります。
次は私立大学の一部数値と比較してみましょう。
※表の画像だと【国立】表記になっていますが、数値は【国公立】です。
以前のブログで紹介している「私立大学入学志願動向及び保健系学部志願動向」のデータをもってきました。
ここの数値のそれぞれ相関関係を見てみました。
そこからは、
・私立保健系志願者数と国公立薬・看護確定志願者数は正の相関。
・「国公立全体の確定志願者数」と【国公立の薬・看護の確定志願者数】は相関なし。
というのが見えてきました。
私立保健系を志望する人数が増えれば、国公立の志願者数も増加傾向、国公立全体を志望する人が増えても、国公立の【薬・看護】を受験する人数にはそんな関係が無いです。
ここから、見えてきたのは、
・コロナ禍によって家計が厳しくなったが、より安価に通学できる国公立大学を志望する受験生が多くなったわけではない。
・国公立大学の薬・看護を志望する受験生は一定数毎年いる。=難易度の変化が少ない。
と、言っても良いのではないでしょうか。
地方国公立へ地元の子が志望し、そのまま進学。
もし不合格だったら地元の専門学校等へ進学する、のも考えられますよね。
今回のデータだとそのあたりはわからないので、今度調べてみたいですね。
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