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共通テスト利用入試の活用法

更新日:2024年12月3日

看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。


前回ブログで大学入学共通テストを活用して合格を狙いましょう、と記事にしました。

↓前回のブログ↓


今回のブログは実際の活用法についてです。


 

<準備>

1:

活用するにあたってまず、過去問や予想問題を解きましょう。

解いたら答え合わせを行い、得点を計算。得点率を算出しましょう。

その際に何回かやると良いです。何回かやって以下を出しましょう。


過去問・予想問題の

・最大得点率

・平均得点率

・最低得点率


この3点です。これがわかれば

「自分にとって結果が良い時」

「普通くらい」

「ダメだった時」

の得点率の予想ができます。


2:

共通テスト利用を何校分出願するのか、決めましょう。



 

<活用の仕方>

自分の共通テスト利用の出願校数を考えて、出願する大学を決めます。

ベネッセコーポレーション等が大学入学共通テスト利用入試の目安合格得点率を出しているので、それを参考にどこに出願するか決めましょう。


例えば、

<3教科>受験校数:3つ

「最大得点率」:72%

「平均得点率」:66%

「最低得点率」:61%

だった場合、


当日の得点パターンが3つに分かれると想定して、

上記3つを超えるように選んで出願します。


<3教科>受験校数:3つの場合例

「最大得点率」:72%⇒68~71%ラインの大学A

「平均得点率」:66%⇒62~65%ラインの大学B

「最低得点率」:61%⇒56~60%ラインの大学C


このように合格ラインの異なる3大学を出願しておけば合格を狙いやすくなります。




 

<国公立大学志望の活用法>

国公立大学B判定基準を確認しておき、国公立大学B判定基準と同じまたはちょっと下回るラインの私立大学を出願しておきましょう。

そうすると、第一志望の国公立大学B判定得点率を突破=私立大学の合格、併願校確保となります。


ベネッセの2024年度データネットを参考に、具体的な大学名を出しながら例を考えると…。


B判定得点率

※各大学受験教科数が異なるので、%の高低がそのまま難易度を示すわけではないので注意

千葉大-看護:71.1%

東京都立大-看護:71.4%

神奈川県保-看護:68.3%


です。


上記に対して、

B判定得点率

東京工科:61.3%

東京医療保健-医療保健-看護:68.8%


などを出願しておけば、併願校確保をしやすくなります。

私立大学の一般選抜受験にいく1日分の時間を削減することにもなります。


今年の共立女子大学は「決まった得点率を超えたら合格」という共テ利用入試を行っています。

合格ラインが明確ですので、実際に超えそうならば出願すると良いでしょう。


 

<注意点>

注意点は以下、

・あくまで予想なので外れる(=不合格)のこともある。

・平均点によって上下変動がある。

・共通テスト後に出願できる大学の場合、結果を見てから出願できるため予想がずれること

 がある。


です。


また、得点率を調べていただくと、

「第一志望の大学の得点率高くない!?」

と気が付く方もいらっしゃるかもしれません。


大学入学共通テスト利用入試は、一般選抜の合格偏差値よりも高めの得点率を要求される大学が多いです。

そのため、自分の第一志望の大学に共通テスト利用入試で合格するのはハードルが高いです。


私立大学志望の受験生は、共テ利用は併願校確保に、第一志望や志望の高い大学は一般選抜に挑戦、と考えて活用するのが良いでしょう。


国公立大学志望の受験生は、共通テストで目標得点率まで得点するのが国公立大学合格の最初の壁です。

上手く使って私立大学の合格も一緒に狙えるように活用すると良いでしょう。




 

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