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「ChatGPT」くんに志望理由を作ってもらいました。


看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。


今日の記事は、最近話題の「ChatGPT」くんに志望理由を作ってもらいました。

先月には琉球大学の卒業式で卒業生代表の一人が「ChatGPT」くんの生成した答辞を読み上げたのがニュースになりました。


大学受験の志望理由も作ってくれるんでしょうか。

ワクワクしますね。どんなのができるんでしょう。

さっそくやってみました。


まずは第1段階目、「ChatGPT」くんにぶん投げてみました。


うん…。

「大学受験」「志望理由書」だけだと「ChatGPT」くんもわかりませんよね、

私は化学に興味のある学生になりました。


私は看護師を目指すのです…(本校は看護医療系を専門に対策する予備校なのです)。具体的な情報を入力しないと「ChatGPT」くんもこちらの思惑通りに動いてくれないようです。


では、第2段階として「看護師」を目指すという情報を追加しました。

結果がコレです。




なんとなく、いい感じっぽいのは生成してくれました。

ただ、看護師と言っても働く場所は様々です。病院から診療所、治験で働く方もいますし、ツアーナースみたいな働き方も可能です。


まだまだ「具体性」が足りませんね。


次は、「診療看護師」「訪問看護」というキーワードを追加し、字数を600字として「ChatGPT」くんに生成してもらいました。




追加したキーワードだけ盛ってくれました。

一方で、どの大学を受験するのか情報を示していないため、「この大学じゃないといけない」進学理由が抜けている志望理由になっています。

このままだと「どの大学にも使える」=よくある「受からない志望理由」です。


次は、前述の情報に加えて実際の大学名を入れて「ChatGPT」くんにお願いしました。

次の画像では実際の大学名はわからないようにしました。


生成した結果、

・この大学は「看護学部」では無い。

・提供しているカリキュラムが事実と異なる。

上記2点が問題点として挙がりました。


また、この大学でなければならない「根拠」が欠けているので、私の指導方針としても好みでは無い書き方です。


生成した印象としては、

・上っ面だけの薄い志望理由は作れる。

・大学の特徴など具体性に欠ける。

・この大学に進学しなければならない根拠が示せていない。

と、「これだと受からないかなぁ…」というのが私の印象です。


「ChatGPT」くんへの情報提示の方法によっても生成内容は変わると思います。

しかし、「合格する志望理由」を「ChatGPT」くんが生成できるのであれば、

すでに「合格する志望理由書を書くだけの情報を本人が持っており、合格する志望理由が書ける」かと思います。


現状では、「ChatGPT」くんに「合格する志望理由」を簡単に作ってもらうのは難しいかなと思いました。


一方、どんな情報を提示すればそれなりの文章を作ってもらえるのか、「使い方」や「情報提示の仕方」等でその人のセンスや技術等が見えるなーとも思いました。新しい試験を作れそう、面白いなとも思います。


以上、「ChatGPT」くんに志望理由を作ってもらった結果でした。

生成AIについての方針等が今後発表される可能性もあります。


合格を目指す受験生は、自分で志望理由を作れるように情報収集等自力でやりましょう。

本校では授業で志望理由書の作り方をお教えします。困っている方は校舎まで!


 

instagram:コチラ


 


<おまけ>


なんか、かわいい。


猫のかわいらしさは表現できないようです…。


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