看護医療系進学予備校Well-STUDY(ウェル-スタディ)です。
看護医療系の進学先は大学と専門学校が候補に挙がります。
「どっちの方が良いの??」
なんて質問が毎年ありますが、違い等を考えていきましょう。
<前提>
・どちらも資格とれます。
将来同じ国家試験を受験します。とれる資格は一緒です。専門卒と大卒では初任給・昇進は大卒のほうが早いと言われます。
一方で年齢を重ねていけば同じ資格ですので、転職で重要になるのは学歴よりも「何ができるか」「何を経験してきたか」です。専門卒で1年早く経験したほうが有利、なんて意見も聞いたことがあります。
<就学期間関連>
大学は4年間、専門学校は3年間です。
「大学は4年間だから1年余裕がある!」わけではなく、進学したらどちらも勉強忙しいです。
専門学校によっては「アルバイト禁止」としている学校もあるようです(学生にちゃんと勉強して欲しい!)。
<学費>
学校によって異なります。大まかな目安として…
国公立大学は年間授業料535,800円、初年度納入金は100万円前後になるようです。
私立大学は年間授業料約100~150万円くらい。初年度納入金は約180~200万円くらいです。
公立専門学校は授業料約15万~30万円くらい。
私立専門学校は授業料約40万~100万円くらい。学校により差が大きいです。
就学期間の差もあり、専門学校のほうが安価にすむ傾向があります。
<進学の傾向>
看護系は全国的には2022年に大学の入学者数が専門学校の入学者数を超えました。
大学進学する、という方が増えているようです。
全国一律ではなく都道府県によって異なるようです。
ちょっと前の2019年4月の数字ですが
・大学:専門学校の1学年定員
東京都……2511人:2080人
埼玉県……1075人:1290人
千葉県……1745人:1020人
神奈川県…1090人:1885人
北海道……1017人:1637人
愛知県……1450人:1710人
大阪府……1590人:2138人
兵庫県……1330人:870人
高知県……140人:255人
鹿児島県…125人:700人
必ずしも、同じ都道府県に進学するわけではありませんが、大学のほうが定員が多い都道府県、専門学校のほうが定員が多い都道府県それぞれあるようです。
<卒業時の学歴>
大学は大学卒、専門学校は専門卒です。
何らかの理由で医療従事者から離れて働くことになった場合、大学卒であれば大卒の求人にも応募することができます。
<資格>
看護系の大学では、看護師の国家試験受験資格の他に保健師や助産師の受験資格をとれる大学もあります。
<どっちが良いの!!!??>
受験生の将来のビジョンをはじめ、色々な要因によると思います。
職業に就きたい、だけならば大学・専門学校どちらでも達成可能です。
資格がとり働こうと思えば40年以上働けます。
皆さんはどのように働こうと考えているのか、将来のビジョンによっては「大学のほうが向いている」ビジョンもあるでしょう。
働く場所も様々、働く場所が違えば必要とされる力も変わります。
自分が将来どう活躍するのか、考えて選ぶのが良いと思います。
学校探しと共にぜひ自分はどう生きるのか、考えてみてくださいね。
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